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【NFTer連載〜第2話】NFTerの特徴

NFTer | 2024.08.12

Text by Armstrong

【NFTer(エヌエフター)】は僕がつくった造語ですが、

近い将来、一世を風靡するワードになると思います。

”ちょりっす”を日常会話で使い始めたのも、

僕は世の中より二年は早かったです。

木下優樹菜さんがテレビで使い始めた時、

本当の話、僕の友人たちは震え上がっていました

NFTのアートは少し前から話題になっており、

Beeple(ビープル)氏による『EVERYDAYS: THE FIRST 5000 DAYS』が約6,900万ドル(約75億円)で販売されたというニュースには僕も驚きました。

「すげー世の中になってきたな」と思いました。

ただ、僕はNFTにアートとしての価値を認めるのは、

人類にとってチャレンジングだと思っています。

”唯一無二の存在”であることもアートの価値の一つではありますが、

アートの最も重要な要素は”美しさ”であり、”美しさ”は完全にコピー可能で

”唯一無二の美しさ”ではないものをアートと人類は認識するのか?

壮大な社会実験でしょう。

『EVERYDAYS: THE FIRST 5000 DAYS』 (C)CHRISTIE’S

広い意味ではBeepleさんもNFTerですが、

僕はもっとカジュアルに、Youtubeに動画を投稿するくらい気軽に、

NFTプラットフォームで自作のコンテンツを販売する人たちを僕は

NFTerと呼んでいます。

販売するコンテンツは動画だけではなく、

写真、音楽、ゲーム、文章 等 デジタルデータは幅広く販売可能です。

NFTerの大きな特徴は

”【デジタルデータの権利(所有権、著作権、商用権 等々)】を持っている”

だと思います。

Youtube等のSNSに投稿されたデジタルデータの権利は

知らず知らずのうちにサイトの所有者に牛耳られていますので、

ユーザーはコンテンツに挿入される広告の内容も決められないし、

問答無用にコンテンツが削除されたりが起こります。

「BANされた」って言葉を違和感なく耳にしますが、

よくよく考えると、違和感持ってもいいはずの出来事なはずです。

トランプ元大統領のSNSアカウントが削除されるくらいまでいくと、

世界史に残すくらいの出来事でしょう。

NFTerはもっと自由です。

NFTerは自身のデジタルデータの権利を持ってます。

広告収入も得るし、コンテンツ自体を売却するし、期間を設けてレンタルもします。

サイトの所有者の権利もありますので、コンテンツの内容によってはサイトから削除されることもあるでしょうが、

今のように、当然のように、ユーザーのコンテンツを削除はできなくなるはずです。

パッと見でも、Youtuberの次フェーズになる気配がビシビシします。

人類は、おそらく宇宙でいちばん権利にこだわりますしね。

「民衆を率いる自由の女神」  ”死ぬまでに観に行きたい世界の有名美術を1冊でめぐる旅”より

NFTer の誕生

歴史的な出来事になるポテンシャルを秘めていると思います。

ちょりっす。

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