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内定という人生の転機をNFTで一生の記念品に!福利厚生に最新技術を積極的に取り入れる「まんまる薬局」の取り組み
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- Interview
薬局業界で今までにないチャレンジを次々と仕掛ける「まんまる薬局」。特に医療業界は最新技術やDX化が遅れている業界です。なぜ今回NFTを活用しようと思ったのか、実際の活用事例と合わせてインタビューさせていただきました。
国内初事例となる内定通知書のNFT化
ーー今回、なぜ内定通知書をNFT化することになったのか、そのきっかけを教えてもらえますか?
松岡)きっかけは今年度の内定者の中に熱烈なサッカーファンがいたことでした。私が元々プロサッカー選手だった経歴もあり、サッカー選手に知人がいます。内定通知などに選手からの励ましの言葉などもしもらえたら相当喜ぶのではとふと思ったことが始まりでした。
ーーそれはすごいですね!普通だと出てこない発想ですし、これから入ってくる人たちにどう喜んでもらえるかエンタメ精神を感じます!
松岡)ありがとうございます笑。私が常々感じていることとして、医療業界、医療従事者は専門性が高い一方で世の中の流れから置いていかれがちだということです。世の中では目まぐるしく新しい技術が出てきて、やり方や考え方が変わっている中、取り残されないよう、新しいものには常に触れてほしいという気持ちがあります。
内定通知書に憧れの選手からのメッセージなどがもらえるのであれば、それはその人にとって一生の記念になり、とても価値の高いものでずっと残しておきたいものになるので、これは昨今話題のNFTがとても相性がいいのではと思いつきました。
ーーなるほど。確かに記念となるデジタルデータはNFTと相性がいいですね。
松岡)はい。改竄が不可能で半永久的に残せる、しかも日付とともに説明なども記載できるので、数年後、数十年後に見返した時に初心に帰れるとても良い記念品になると思いました。
しかも、もし将来まんまる薬局が日本を代表する薬局、医療業界にインパクトを残す存在になった場合、そのNFTの価値も必然的に上がるわけです。
ーー確かに、NFTであれば記念品というだけでなく、正しい歴史の保存ができるという側面もあるので、内定を出したまんまる薬局や、内定を出された方が後々有名になればなるほどそのNFTはとても価値の高いものになりますね!
例で言うなら、もし信長が秀吉を召し抱えた時の文献が残っていたらそれは現代だと計り知れない価値になっていたみたいなことでしょうか。
松岡)面白い例えですね笑 信長だとちょっと印象悪いかもしれませんが、まさに採用する側もされた側も歴史に残るような人物であればその書類、今回ですとNFTはすごい価値になると思います。
そういった新しい技術で新しい価値が創造されようとしている時代なので、あくまでそれで何か儲けるというような話ではなく、職員にはよく分からなかったとしてもまずは試しに触れてみてほしいという気持ちで今回の取り組みを行いました。
ーーそうですね。ただでさえ理解するのが難しい領域なので、まずは何事も試してみるというのはとても大事なことだと感じます。新しいものにチャレンジしていく姿勢が素晴らしいですね。
今後他にも試そうと思っていることはありますか?
ーー内定通知書以外にも、他にも試そうと思っていることはありますか?
松岡)はい。今回内定通知書は新しく入る職員向けだったので、やはり既に働いているメンバーにも積極的に新しい技術に触れてもらいたいと考えてます。
直近で「HINATA」さんと相談させていただいているのは社員証です。
また、NFTはアートやイラストとも相性がいいので、在宅医療や在宅専門の訪問薬局とは何かを漫画やイラストで伝えていくこともやってみようと思ってます。話題の技術を使うことで少しでもいろいろな人に私たちがやっていることが届いてくれたり、悩みの解決に繋がってくれると良いなと考えてます。
内定通知書も今回は突貫だったので、次回以降はよりカッコイイデザインで試してみたいです笑
ーーありがとうございます。薬局業界でも初事例となるNFTの取り組み、これからもまだまだ目が離せません。今後もまんまる薬局との取り組みを随時発信させていただきます。
まんまる薬局
人から人へ心を届ける まんまる薬局を経営する株式会社 hitotofrom は人の心にこだわり続けます。
私たちは人から人へ伝わる心を大切にします。
人の心はわからない。
しかし、私たちの心を届けることならできる。
真剣に想っています。
愛や真心、安心、感謝、単純に人が嫌がることをしない思いやり すべて人の心です。
人から人へ心を届ける。 それが私たちの社会的使命と考えています。
NFTプラットフォーム「HINATA」(2022年1月11日公開)