Magazine
NFTマーケットプレイスおすすめ6選!選び方や利用のコツも紹介
- Information
NFTを購入・取引するときは、NFTマーケットプレイスを用いるのが一般的です。
ただ、今は多くのマーケットプレイスがあり、どれがいいのか探しにくいのが正直なところでしょう。本記事では、おすすめのNFTマーケットプレイスを国内・海外あわせて6つご紹介しています。また、NFTマーケットプレイスの選び方や利用のコツも解説しているので、参考にしてください。
目次
1.NFTマーケットプレイスとは
NFTマーケットプレイスとは、NFTを購入、もしくはユーザー間で取引できる場所のことです。
分かりやすく言うと、
・クリエイターから購入(1次流通):Amazonや楽天など
・ユーザー間での取引(2次流通):メルカリやジモティーなど
を合わせたNFT専用の場所を指します。
購入・販売を行うときには、暗号資産(仮想通貨)が用いられるのが一般的です。また、多くのNFTプラットフォームでは、取引するごとにガス代と呼ばれる手数料がかかります。
NFTマーケットプレイスには、手元にあるデジタルデータをそこにアップロードすることで、NFTを発行できる特徴もあります。
(1) そもそもNFTとは
NFTとは、仮想通貨に使用されているブロックチェーンという技術を利用して、改ざんや複製ができないようにする技術のことです。デジタルデータの希少性を高めるため、NFT化されたデジタルデータの中には高額で取引されるケースがしばしばあります。
2.NFTマーケットプレイスおすすめ6選比較表
おすすめのNFTマーケットプレイス6つの特徴をまとめたので、ご覧ください。
マーケット プレイス名 | 取扱作品 | 利用できる 主な暗号資産 (仮想通貨) | 手数料 | 日本円 への対応 | こんな人に おすすめ |
---|---|---|---|---|---|
HINATA | 伝統工芸品の デジタル作品や デジタルアート、 ゲームなど | 非対応 (順次対応予定) | 販売手数料: お問合せください 決済手数料 :3% (クレカ決済時) | 対応 | ・仮想通貨を 持っていない人 ・クレジット決済で 購入したい人 |
Coincheck NFT(β版) | メタバースの土地 (LAND)や NFTゲームアイテム など | BTC, ETH, MONA, LSK, XRP, XEM, LTC, BCH, XLM, QTUM, BAT, IOST, ENJ, OMG | 販売手数料:10% 出庫手数料: 0.01~0.16ETH | 非対応 | ・Coincheckの 口座を 持っている人 ・Metamask ウォレットを 作成している人 |
Adam by GMO | デジタルアートや 音楽NFTなど | ETH | 販売手数料:5% 決済手数料 :3% (クレカ決済時) 振込手数料: 300円 (日本円取引時) | 対応 (クレカ& 銀行振込) | ・Metamask ウォレットを 作成している人 ・日本円決済が したい人 |
OpenSea | デジタルアートや Web3ドメインなど | ETH, MATIC | 販売手数料:2.5% | 非対応 | ・海外のNFTが 欲しい人 |
Rarible | デジタルアートや NFTゲームアイテム など | ETH, WETH, FLOW | 販売手数料:2.5% | 非対応 | ・海外のNFTが 欲しい人 |
Solanart | デジタルアートや NFTゲームアイテム など | SOL | 販売手数料:3.0% | 非対応 | ・Solanaチェーンの NFTが欲しい人 |
3.【国内】NFTマーケットプレイス3選
国内NFTマーケットプレイスは、日本人向けのNFTが多く販売している傾向にあります。NFTを買った事のない人やNFTにあまり詳しくない人に向いています。
本記事では、おすすめの国内NFTマーケットプレイスとして、下記3つをご紹介します。
・HINATA
・CoincheckNFT(β版)
・Adam by GMO
(1) HINATA
HINATAは、株式会社FUWARIが提供するNFTマーケットプレイスです。NFT作品をただ取引できる場所ではなく、その作品のストーリーやクリエイターの思いも一緒に発信し、「ファンと有意義な交流ができるプラットフォームに」をコンセプトとしています。
また、HINATAでは、株式会社IndieSquareが開発した「HAZAMA」を採用しています。独自のブロックチェーン技術のため、HINATAでは従来のNFTプラットフォームとは異なり、「ガス代がかからない」「消費電力も少ない」のも特徴です。
ほかにも、法定通貨が使うことができる、ログイン方法が秘密鍵ではなくIDとパスワード、と利用ハードルが低く、初めてNFT取引をする人にも向いています。
マーケットプレイス名 | HINATA |
特徴 | ・日本円決済が可能 ・独自のブロックチェーン採用で ガス代がかからない(利用手数料が安い) ・アカウント作成が簡単 |
こんな人におすすめ | ・仮想通貨を持っていない人 ・ウォレットではなく、IDとパスワードで利用したい人 |
公式URL | https://hinata-nft.com/lp/01 |
HINATAの詳しい特徴は、下記記事でもまとめています。よろしければ、あわせてご覧ください。
https://hinata-nft.com/magazines/368
(2) Coincheck NFT(β版)
CoincheckNFT(β版)は、国内大手取引所であるCoincheck社が2021年3月にサービス開始したNFTマーケットプレイスです。他のNFTプラットフォームに比べて多くの仮想通貨による決済が可能です。
既にCoincheckで仮想通貨を保持している人に向いています。
マーケットプレイス名 | Coincheck NFT(β版) |
特徴 | ・メタバースやNFTゲームのアイテムが購入できる ・国内最大手のCoincheckのサービス ・多くの暗号通貨に対応している |
こんな人におすすめ | ・Coincheckの口座を持っている人 ・Metamaskウォレットを作成している人 |
公式URL | https://coincheck.com/ja/ |
(3) Adam by GMO
Adam by GMOとは、GMOフィナンシャルホールディングス株式会社の連結会社であるGMOアダム株式会社が、2021年8月にサービスを開始したNFTマーケットプレイスです。格闘家や有名Youtuberのほか、多数の漫画家やイラストレーターによる作品の出品・販売が行われています。
有名人関連のNFTが欲しい人に向いているマーケットプレイスです。
マーケットプレイス名 | Adam by GMO |
特徴 | ・有名人のNFTが多数販売している ・音楽やトレカなど多くの種類のNFTに対応している ・クレジットカードの決済が可能 |
こんな人におすすめ | ・日本円で決済したい人 ・有名人のNFTが欲しい人 |
公式URL | https://adam.jp/ |
4.【海外】NFTマーケットプレイス3選
次に海外のNFTマーケットプレイスを3つご紹介します。
NFTはもともと海外で流行したこともあり、日本のプラットフォームより取引が盛んに行われています。国内NFTマーケットプレイスに無いNFTが欲しい方におすすめです。
本記事では、以下の3つをご紹介します。
・OpenSea
・Rarible
・Solanart
(1) OpenSea
OpenSeaは、2017年12月にサービス開始した世界最大規模のNFTマーケットプレイスです。世界中のアート・ゲームアイテム・音楽など、さまざまなNFTを取り扱っています。
世界的有名なNFTが欲しい方に向いているマーケットプレイスです。
マーケットプレイス名 | OpenSea |
特徴 | ・世界一のNFTマーケットプレイス ・多種多様なNFTが売買されている・オークション機能がある |
こんな人におすすめ | ・世界で人気のNFTが欲しい人 ・Metamaskウォレットを作成している人 |
公式URL | https://opensea.io/ |
(2) Rarible
Raribleは、アメリカを拠点に2020年からサービス開始したNFTマーケットプレイスです。
仮想通貨ドメインを多数出品しているのが特徴。仮想通貨ドメインを利用するとNFT取引が単純化され、仮想通貨自体を売買することも可能です。
仮想通貨ドメインが欲しい人に向いています。
マーケットプレイス名 | Rarible |
特徴 | ・多種多様なNFTが売買されている ・海外の大手ファンドが出資している ・OpenSeaで買えないNFTが購入できる |
こんな人におすすめ | ・OpenSeaで販売していない海外NFTが欲しい人 ・Metamaskウォレットを作成している人 |
公式URL | https://rarible.com/ |
(3) Solanart
Solanartは、メディアネットワーク(Media Network)が運営するNFTマーケットプレイスです。Solanaブロックチェーンに対応していてガス代が安く、手数料が気になる方に向いています。
マーケットプレイス名 | Solanart |
特徴 | ・SolanaチェーンのNFTが購入可能 ・上記2つのマーケットプレイスより手数料(ガス代)が安い ・Phantomウォレットに対応 |
こんな人におすすめ | ・SolanaチェーンのNFTが欲しい人 ・手数料を安く済ませたい人 |
公式URL | https://solanart.io/ |
5.NFTマーケットプレイスの選び方
これまで6つのNFTプラットフォームを紹介しましたが、結局どれを選べばいいのか判断しづらいですよね。自身に合ったNFTマーケットプレイスの選び方を紹介します。
- 手数料を確認する
多くのNFTマーケットプレイスでは、取引の際にガス代と呼ばれる手数料が発生します。イーサリアムチェーンであれば手数料だけで1万円以上かかることもあります。もちろん、ガス代が高い=悪いというわけではありませんが、知らずしらずのうちに損をしないように、利用前に見ておきましょう。
- 対応している通貨をチェックする
マーケットプレイスが日本円に対応しているのか、もしくは暗号資産(イーサリアムやソラナなど)に対応しているのか確認しましょう。暗号資産の場合は、ウォレット(暗号資産用の財布)を用意する必要があります。
- 取り扱いNFTの種類を見る
マーケットプレイスによっては、ゲームアイテム専門に販売しているところや、アートやイラスト専門に販売しているところなど、取り扱い商品が違います。購入したいときだけでなく、販売のしやすさにもつながる点なので忘れずに確認しましょう。
6.NFTマーケットプレイスを利用するときのコツ
最後に、NFTプラットフォームを利用する際のコツを3つ紹介します。
- 事前に利用規約を読む
NFTプラットフォームごとにルールが違います。取引する前にしっかり読んでおけばトラブルに巻き込まれにくくなります。
- 詐欺に注意する
NFTプラットフォームに接続する際は、Google検索ではなく、確かな情報元のURLから接続することをおすすめします。稀にですが詐欺サイトの広告が検索上位に上がることがあります。詐欺サイトに接続してしまうと、所有しているNFTや暗号通貨を盗まれる可能性があります。十分注意して接続しましょう。
- トラブルがあったら速やかに運営に連絡する
トラブルが起きた場合、すぐに運営に連絡しましょう。トラブルが起きた経緯をしっかり説明すれば、アクションを起こしてくれる場合があります。利用前に運営の問い合わせ先(メールやテレグラム等)を確認しておくのがポイントです。
7.NFTを購入・販売するならHINATAで
NFTは最先端の技術であり、今後市場は大きくなると予想されています。この記事を機に、ぜひNFTの世界に興味を持っていただけると幸いです。
また、NFT初めての方や、仮想通貨(ビットコインやイーサリアム)を持っていない方は、NFTプラットフォーム「HINATA」をおすすめします。HINATAは、日本円での取引が可能であり、アカウント作成も簡単です。ぜひHINATAからNFTに触れてみましょう。
NFTプラットフォーム「HINATA」(2022年1月11日公開)